若者からシニアまで世代を超えた“居場所”「街中スナック 荒川本店」ことり日記 vol.1

ことり日記

トネリライナーノーツ編集長アシスタントである大学生の阿出川琴梨が、トネリライナーノーツが応援する人たちのコミュニティ「トネリライナーノーツ サポーターズ」をはじめとした地域に関わりを持つ人のもとを訪れて、そこで感じた事を綴るのが「ことり日記」です。

vol.1となる今回は、荒川区西尾久にある「街中スナック 荒川本店」を紹介します。8/27の夜に「街中スナック 荒川本店」で開催されたイベント「健康について考える夜」のレポートです。

「健康について考える夜」でゲストマスターを務めた「studio景」の茂木慧太さん(左)と「街中スナック」ママの竹村由佳さん(右)と
「健康について考える夜」でゲストマスターを務めた「studio景」の茂木慧太さん(左)と「街中スナック」ママの竹村由佳さん(右)と

街中スナック・街中キッサ 荒川本店

「街中スナック・街中キッサ 荒川本店」は、都電荒川線「小台駅」より徒歩1分の場所にある地域貢献型の新しい形態の飲食店です。午前中から夕方までが「街中キッサ」として喫茶店の営業を、夜は22時まで「街中スナック」としてカウンターバーの営業をしています。

「街中スナック・街中キッサ 荒川本店」 の外観

健康について考える夜

8/27の夜に、都電荒川線「小台駅」の徒歩1分にある「街中スナック 荒川本店」にて、イベントが行われました。そのイベントは「健康について考える夜」と題して、荒川区西日暮里にあるフィットネススタジオ「studio景」オーナートレーナーの茂木慧太さんがゲストマスターを務めるというもの。私は茂木さんのアシスタントとして、「街中スナック」ママの竹村由佳さんと共に接客や飲み物作りを担当しました。

「街中スナック」は、若者からシニアまで世代を超えた「居場所」を提供する地域貢献型の“新しい飲食店”として全国に展開中のお店です。その中でもカラフルなネオン管が目を引く「荒川本店」は、内装もこだわり抜かれており、どこか懐かしいレトロな雰囲気があります。

「街中スナック 荒川本店」のネオン
「街中スナック 荒川本店」のネオン

ロンドンオリンピックの最終選考会の決勝にも出場した元競泳選手で、現在は太極拳の世界で活躍する茂木さんが、「健康」をテーマにお客さんの相談に乗ったり質問に答えたりして、イベントは終始賑やかに進みました。

私自身は、茂木さんと「街中スナック 荒川本店」店長の竹村由佳さんと共に接客をしましたが、ここでの接客は普段のアルバイト先で行うそれとはまるで違いました。その違いは、お客さんと話す“量”です。

あまり話すのが得意ではない私にとって、「街中スナック 荒川本店」での接客はとても難しく、最初はただお客さんの話に頷くだけでした。けれど、イベントに来てくれたお客さんたちはとても優しくて、私に話を振ってくれたり、質問したりしてくれたおかげで、少しずつ話をする事ができるようになりました。

また、今回のイベント限定で「ことり応援ドリンク(ゆず酒)」も販売しました。この売り上げのうち何割かが私の活動費になるというもので、当日はほとんどのお客さんが「ことり応援ドリンク」を注文してくれたのも嬉しかったです。

お客さんとコミュニケーションを取る茂木さん
私とは対照的にお客さんと上手にコミュニケーションを取る茂木さん

イベントに来てくれたお客さんは、「街中スナック 荒川本店」に普段から訪れている常連の方だけではなく、初めての来店という方も何人かいました。20代から70代まで様々な世代の人が一緒にお酒を飲む空間は、まさに“若者からシニアまで世代を超えた「居場所」”でした。

地域の人の優しさに触れることができて、とても素敵な体験をする事ができました。

街中スナック・街中キッサ 荒川本店
住 所
荒川区西尾久3-20-4
Instagram
https://www.instagram.com/machinaka_snack_arakawa/

文=阿出川琴梨(トネリライナーノーツ 編集長アシスタント)
トネリライナーノーツ記事
https://tonerilinernotes.com/tag/kotori/