コジさんぽ01 「赤土小学校前駅」で若者の行列に並んでみた(後編)

フリーストーリー

前回はそこそこいいスピードでチャリが疾走してくる「おぐぎんざ商店街」を散歩。引き続き、パワーワードてんこ盛りの飲食店などを眺めながら歩きます。

前編はこちら

飲食店の看板
「エベレスト&富士 カフェ&バー」。インド料理のお店でした

コジマ「要素がてんこ盛りで、これはいい屋号ですね」

おぐぎんざ商店街とコジマ
おぐぎんざ商店街の反対側まで来ました

このまま真っ直ぐ進むと「はっぴいもーる熊野前」、右に曲がると「川の手もとまち商店街」になります。このエリアは3つの商店街がつながっているんですね。住むには困らない町だと思います。

コジマ「熊野前周辺は次回にして、今日は右の道を行きたいです」

行列に並ぶコジマ
コジマ「先ほどまで年配の方ばかりでしたが、急に若者の行列が。とりあえず並びましょう」

行列の正体は「necoya(ねこや)」

ねこやの看板
どうやら焼き菓子のお店みたいです
商品のマフィンとクッキー
購入する商品は決めていましたが、いざ自分の番がやってくるとどれもおいしそうで再度悩みます

行列は6〜7人程度でしたが、そこそこ並びました。マフィンにスコーン、ケーキ、クッキーなど、なかなか種類が多くて迷うのですが、とても愛嬌があるオーナー(多分)のエミさんが、丁寧に接客してくれてとても気持ちがいいです。最高。

購入するコジマ
奥でせっせとお菓子を包む多忙なエミさんと、少しだけ会話をします
店頭に立てられたカレンダー
コジマ「営業日はたったの週3日なんですね。今日は来れてラッキーでした」

では、残りの4日間は何しているのか。聞いてみると「店が休みの日は仕込みをしています。種類が多すぎて追いつかないんですよ(笑)」とのこと。わずか3日間の営業のために、3〜4日かけて仕込みをするんですか、私は菓子作りをまったくしないので驚きました。

エミさん「オープン当初からこの品揃えで始めたので、いまさら種類を減らせなくて(笑)」

なんとお茶目な回答。完全にいい人です(確信)。

ラズベリーとイチゴのマフィン
テイクアウト専門だったので、近所の公園に来ました
マフィンを食べるコジマ
ラズベリーとイチゴのマフィンはマジで「サクッッッッ、ふわっっっっっ」で、すごい(語彙力)

【総評】JR線と千代田線が使える西日暮里駅までのアクセスが最もよく、商店街もたくさんあって利便性のよい町でした。ただし、商店街を走行する強気のライダー(自転車に乗るお年を召した大先輩たち)にはお気をつけください。

散策したエリア

第2回では「熊野前駅」周辺を散策。

文=コジマカナコ
Instagram
@kooojik_tabisake

撮影=久米貴文(トネリライナーノーツ システムマネージャー)