「にぎりむすび」足立区東伊興にあるおにぎり屋 【ダチアダチ dachi.6】

ダチアダチ

ダチアダチ」は、足立区・荒川区の物語を届けるメディア「トネリライナーノーツ」が応援する企業や団体を紹介する企画です。

「にぎりむすび」女将の山本亜紀子さん(中央)とスタッフの「にぎり娘」さんたち
「にぎりむすび」女将の山本亜紀子さん(中央)とスタッフの「にぎり娘」さんたち

dachi.6では、足立区東伊興にあるおにぎり屋「にぎりむすび」を紹介します。

にぎりむすび

「にぎりむすび」は、足立区東伊興の「コミュニティKoenてらまちハウス」の建物内にあり、地域の繋がりで仕入れた安全・安心の新鮮な食材を、地域に住む女性スタッフたちが全て手作りで調理した料理を提供する、「地域の“だいどこ”」をコンセプトとしたおにぎり屋です。

「にぎりむすび」のメニュー看板

「にぎりむすび」の栄養満点の食事を、地域の子ども団体(NPO法人や子ども食堂)を通じて、それを必要としている子どもたちに、無料で継続して届ける「にぎりむすびギフト」も行っています。

「にぎりむすびギフト」のアイコン

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「にぎりむすび」のストーリー

「にぎりむすび」に関する質問に、女将の山本亜紀子さんが回答します。

「にぎりむすび」女将の山本亜紀子さん
「にぎりむすび」女将の山本亜紀子さん

――どんな想いから「にぎりむすび」が始まりましたか?

山本さん 私は、地域の親子の居場所作りを目的とした「コミュニティKoen」という団体の代表をしています。2015年9月に立ち上げてから、いつか拠点を持つことが目標でした。

ご縁あって東伊興の寺町にある、現在の「コミュニティKoen てらまちハウス」をオープンできることになり、“どの世代にも喜んでいただけるコミュニティ”をつくりたいという想いから、おにぎり屋さんである「にぎりむすび」がはじまりました。

――「にぎりむすび」が大切にしている事はありますか?

山本さん まず、地域のお米屋さんやお肉屋さんから仕入れた食材を使って、すべてが手作りで、安心して毎日でも食べられる食事をつくること。そして、女性の活躍の場を増やしたいという思いから、地域のお母さんたちがお店のスタッフとしてお仕事していただいています!

「にぎりむすび」の店内

――どんな仲間と「にぎりむすび」の活動を行っていますか?

山本さん お店のスタッフである「にぎり娘」たちと、「にぎりむすびギフト」に関わっていただいている仲間たちと活動しています。「にぎりむすびギフト」は、食事を必要としている地域の子どもたちへ無料で食事を届けるプロジェクトです。子ども食堂や子どもの居場所事業を行なっている団体、また、食事を子どもたちへ配達していただいている配達ボランティアのみなさんに協力していただいています!

――どんな人と繋がると「にぎりむすび」の活動が前進しますか?

山本さん 「にぎりむすび」は、寺町の中にある飲食店でなかなか目立ちにくいので、まずは地域の中でしっかりと根付くことが一番だと思っています。なので、地域の方とより繋がりたいです! そのために、イベント出店や出張販売などを行い、知っていただけるような活動を行っています。

手作りの“にぎりむすび”
手作りの“にぎりむすび”

――「にぎりむすび」のこれまでの実績があれば教えてもらえますか?

山本さん 2021年にオープンしてから、今年で3年目に入りました。これまでの地域活動の経験から、町会や地域の集まりなどで、多くのお弁当の注文を定期的にいただいています。また、イベントでの出張販売では、ありがたいことに30〜50食ほどのお弁当が数時間で完売することがほとんどです!

「にぎりむすびギフト」の方では、2023年3月末現在で、4428食を足立区の子どもたちへお届けしました。

――「にぎりむすび」を今後どのようにしていきたいですか?

山本さん 地域の中で必要としていただけるお店に育て、「にぎりむすび」に来ると顔見知りができたり、多世代の繋がりができる場所にしたいです。 庭先でお野菜販売を行ったり、園芸の集まりや地域方々と一緒にイベントを開催していきたいと考えています。

「にぎりむすび」のプロフィール

「にぎりむすび」のプロフィールは、以下の通りです。

ホームページ
https://nigirimusubi.com/

営業時間
11:30-13:00
※イートイン(L.O. 12:30)

定休日
毎週日曜日、月曜日
※臨時休業の場合はSNSで告知

電話番号
03-5647-8251(10:00-15:00)
※テイクアウトや大口の予約可

住所
足立区東伊興4-14-4