地域の子どもたちへの食事支援プロジェクト「にぎりむすびギフト」では、足立区東伊興のおにぎり屋「にぎりむすび」の栄養満点のお弁当を、地域の子ども団体(NPO法人や子ども食堂)を通じて、それを必要としている子どもたちに無料で継続して届けています。この連載は、「にぎりむすびギフト」に関わる人たちの物語を描く「Team NIGIRIMUSUBI Gift」です。
今回のvol.6では、生命保険・損害保険の代理店となる株式会社「ライフバリュークリエイション」東京支社長の正﨑真弓さんを取材しました。「ライフバリュークリエイション」は、2021年9月に実施した「にぎりむすびギフト」のクラウドファンディングにおいて、6ヶ月スポンサーの支援を行っています。聞き手は、トネリライナーノーツ編集長で、「にぎりむすびギフト」主宰の大島俊映が務めます。
(取材日:2022年2月18日)
「ライフバリュークリエイション」の正﨑真弓さん
長崎県出身、福岡県育ち。愛称は「まゆみさん」。
大学卒業後、東京で税理士事務所や福岡で派遣社員として勤務した後に、結婚を機に再上京。パート勤務や出産を経て、兄の恒川満生さんが代表取締役を務める生命保険・損害保険の代理店「ライフバリュークリエイション」に入社。
現在は東京支社長として、「人生の価値を創造する」を理念に、顧客の不安を喜びに変えるべく仕事を続けている。
にぎりむすび女将の山本さんとのご縁
――「にぎりむすび」女将の山本さんとはどういうご縁だったんですか?
まゆみさん 私のママ友達から、山本さんが代表を務めている「コミュニティKoen」というママコミュニティのイベントに誘われたのが最初ですね。舎人公園でシャボン玉を作って遊ぼうという親子イベントだったんですけど、はしゃいで遊びました(笑)その後、山本さんから「コミュニティKoen」のメンバーにならないかとお声がけももらったんですけど、その時は育児でてんてこ舞いだったので、その話は流れてしまって。
――イベントからなんですね
まゆみさん その後もSNSで情報を追っていたので、山本さんが「コミュニティKoen」の拠点として「てらまちハウス」を作ったり、「にぎりむすび」を始めたりは知っていました。私も「ライフバリュークリエイション」で働き始めていたので、「てらまちハウス」でセミナーをやれたらいいなと考えてはいましたね。
――まゆみさんのセミナーはどんな内容なんですか?
まゆみさん お金の勉強ができるマネーセミナーですね。貯蓄や資産形成のやり方を学べます。例えば、ママさん向けにお子さんの教育資金のお話をしたりだとか、ご家庭のライフスタイルが変わったタイミングで保険も見直すと家計の支出が抑えられますだとか、そういった事をお伝えしていますね。
「人生の価値を創造する」という仕事
――どういう時に仕事のやりがいを感じますか?
まゆみさん お客様の笑顔が見られた時ですね。老後の資金の目途が立ったり、学資保険で子どもの将来の教育資金をいくら積み立てればいいかと分かったり、そういった安心されている様子が笑顔から分かります。それと、最近は子どもがいて離婚される夫婦も多いので、そういった場合にお子さんが安心できるような商品のご提案ができるのも、保険ならではだと思います。
――保険という商品を通して、安心を売っているんですね。
まゆみさん そうですね。「ライフバリュークリエイション」という会社は、その名の通り「人生の価値を創造する」というのを掲げていて、先ほども言ったようなお客様のライフスタイルの変化によって生まれる不安を、私たちの仕事によって喜びや安心に変えて、笑顔があふれる社会にしていきたいんです。そのために、それぞれのご家庭に合った最適な貯蓄や資産形成を、お金のプロならではの視点で提案する必要があります。
――「ライフバリュークリエイション」という会社についても伺っていいですか?
まゆみさん 「ライフバリュークリエイション」は、福岡にいる兄が2019年に設立した生命保険・損害保険の代理店で、従業員が私を含めて10名ぐらい(取材時点)、色々な会社の保険を取り扱っているので、お客様のライフスタイルに合ったご提案ができるのが強みですね。
まゆみさんの仕事への向き合い方
――仕事で大事にしている事はなんですか?
まゆみさん お客様の話をしっかり聞くのは大事ですね。表面上のお話をさらっと聞いただけでご提案してしまうと、あれも気になってるこれも気になってるみたいな、後出しがどうしても多くなってしまいます。そうではなく、最初の段階でこれからの人生設計や不安な事、それこそ、夢なんかを聞いて、そういうのを1つずつ解決していくようなご提案を心がけていますね。
――お客様と伴走する大変な仕事ですね。
まゆみさん プレッシャーはありますね。自分の提案によって、お客様の人生が左右されてしまうと思うので。先輩からアドバイスを受けたり、自分で勉強したりというのは欠かせません。仕事自体は大変かなと思うんですけど、それでも、お客様に笑顔になってもらえたら、大変さも吹き飛びます!(笑)
「にぎりむすびギフト」について、まゆみさんのコメント
「にぎりむすびギフトの活動は気になっていて、クラファンのタイミングで社長である兄に直談判して、6ヶ月スポンサーのリターンで支援しました。子どもたちには笑顔で過ごしてほしいですね。にぎりむすびって「お母さんの味」みたいに感じるので、子どもたちにはそれを食べて安心してほしいし、今の現状がどうあれ前を向いて行ってほしいと願ってます」
ライフバリュークリエイション
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取材・撮影=大島俊映(トネリライナーノーツ 編集長)
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