「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」足立区古千谷本町のコーヒーコミュニティ

「ダチアダチ」は、足立区・荒川区の物語を届けるメディア「トネリライナーノーツ」が応援する企業や団体を紹介する企画です。

「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」オーナーバリスタのMutsumiさん（左）と、運営母体となる「ゼンガクジフリーコーヒー」代表の大島俊映さん（右）

dachi.1では、足立区古千谷本町のコーヒーコミュニティ「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」を紹介します。

ゼンガクジフリーコーヒースタンド
「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」のストーリー
「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」のプロフィール

ゼンガクジフリーコーヒースタンド

「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」は、オーナーバリスタのMutsumiさんを中心とした“フリーコーヒー（スペシャルティコーヒーを無料で淹れる）”のコミュニティです。

オーナーバリスタのMutsumiさんが、無料でスペシャルティコーヒーを淹れている

足立区古千谷本町にある寺院「全學寺」の駐車場や、全国各地に出張して、フリーコーヒーを開催しています。

「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」のビジュアルや屋台はデザインチーム「想造楽工」によるもの

「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」の関連記事
https://tonerilinernotes.com/tag/zengakujifreecoffeestand/

「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」のストーリー

「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」に関する質問に、オーナーバリスタのMutsumiさんが回答します。

――どんな想いから「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」が始まりましたか？

Mutsumiさん　お墓参りや法要以外の時でも、地域の人たちがお寺へ来るキッカケを作りたいと思って始めました。前職でバリスタをやっていた事、美味しいコーヒーや居心地の良いカフェが好きな事、商売としてではなく地域の人との交流の場を作りたかった事、それらの私の特性を夫が汲んで、スペシャルティコーヒーを無料で淹れる「フリーコーヒー」という形になりました。

――「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」が大切にしている事はありますか？

Mutsumiさん　美味しいコーヒーを淹れる事はもちろんですが、来てくれた人とのコミュニケーションを大切にしています。無料だと最初は敷居が高く感じると思うので、特に初めて来てくれた方が気持ち良く過ごせるように心がけています。

「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」の様子 — 「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」の普段の光景

――どんな仲間と「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」の活動を行っていますか？

Mutsumiさん　一緒に運営している夫はもちろん、いつも来てくれる人たちも「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」という場を形作る仲間だと思っています。バリスタだと、この活動がキッカケに繋がって、何人かのメンバーに手伝ってもらっていました。今後は、地域活動をしている人たちにゲストバリスタをお願いしていこうと考えています。

――どんな人と繋がると「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」の活動が前進しますか？

Mutsumiさん　今は足立区を中心とした地域の人が来てくれる事が多いですが、都内・国内・海外の人たちとの繋がりや交流を持てたら、また新しい発見や活動ができそうだなと思っています。素敵な人だったら、誰でもウェルカムです！

「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」は出張でフリーコーヒーを開催する場合も — 「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」は出張でフリーコーヒーを開催する事も

――「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」のこれまでの実績があれば教えてもらえますか？

Mutsumiさん　2017年12月に活動をスタートしてから、コロナ禍になるまでは毎週土日の2日間、その後は土日どちらかの1日で、「フリーコーヒー」を続けてきました。その間で、出張をしてスペシャルティコーヒーを淹れたり、5周年を機に屋台を作ったりしました。これまでにこの活動を通じて繋がった人は、数えきれないほどいます。

――「ゼンガクジフリーコーヒースタンド」を今後どのようにしていきたいですか？

Mutsumiさん　これからも根っこの部分は変わらず、スペシャルティコーヒーを通じて地域の人たちとの交流を深めていくのと、出張した先の地域の人たちと繋がっていきたいです。誰よりもこの活動を楽しみます！