日暮里舎人ライナー「舎人駅」より徒歩圏内で活動しているママとベビー・キッズの「コミュニティKoen」代表の山本亜紀子さんが新たなチャレンジに挑んでいます。「ママとキッズのサードプレイス」プロジェクトと題するそのチャレンジはどのような物語なのか。
Koenメモのページ2は「コミュニティKoenてらまちハウス」について、山本さんに伝えていただきます。
大家さんご夫妻とのご縁
竹ノ塚地域で子育てコミュニティ「コミュニティKoen」を運営している山本亜紀子と申します。前回の『Koenメモ』では、私たちの新たなチャレンジとなる「ママとキッズのサードプレイス」プロジェクトについてお伝えしました。このプロジェクトは、「うちの子から地域の子へ、みんなで育てる」というコミュニティKoenのビジョンを形にして、家でも職場でも学校でもなく、いつでも集まれてゆっくりと安心に過ごせる居場所を地域に作るというものです。
あれから4ヶ月あまり、すでに物件の契約が済んで、建物の名前が決まりました。その名前は「コミュニティKoenてらまちハウス」です。
この物件は私が以前から思い描いていたような建物で、東伊興4丁目にある元は学習塾の一軒家です。そこの大家さんご夫妻は、現在は奥様の実家がある栃木県に移っていて、古い事務所だった場所を改装して、奥様はカフェを、ご主人は塾を続けています。
2人に初めてお会いした時に、奥様は「山本さんのやりたいことは、形は違っても、こういうこと(私たちと同じ)でしょう?応援している!がんばって!!」と、とても心強い言葉をかけてくれました。元は塾だった場所が、親子と地域の方のつながる場になる事。そして、大家さんも新たな場所で人のつながりの場を営んでいる事。その他にも色々な事柄が全てつながっていて、「コミュニティKoenてらまちハウス 」に来るように導かれているような気がしてなりません。
コミュニティKoenてらまちハウス
東伊興4丁目一帯は、寺院が多く立ち並んでいて、伊興寺町と呼ばれています。地元の方から親しまれている通称ですが、最近になって、若い世代には浸透していないことを知りました。そのため、「コミュニティKoen」が運営する、伊興寺町のこのおうち(ハウス)が、親子と地域をつなぐ場となることを願って、「コミュニティKoenてらまちハウス」という名前に決めました。
建物の名前を決めてから、昨年11月下旬には、新型コロナウイルス感染対策をした上で、「てらまちハウスはじめましてバザー」も開催しました。当日は天気にも恵まれて、地域の方たちから協力していただいた物品のほとんどが売れるぐらい、多くの方に来ていただけました。地域の方たちと直接お話しする機会を作れて、本当に良かったです。
新型コロナウイルスが再流行してしまった今は、建築家の猪又さん(注1)にお願いした「コミュニティKoenてらまちハウス」のリノベーションのDIYをお手伝いしたり、助成金申請やKoenLetterの発行の準備をしたり、1階の“だいどこ”で始まる「にぎりむすび(注2)」のために時間を使ったりしています。特に、「にぎりむすび」はオープニングスタッフの「にぎり娘」の採用面接をしたり、事業メンバーとの打ち合わせをしたりしていて、不安がありつつも楽しみです。
地域の方に居心地よく過ごしてもらえるような場にできるように頑張りますので、引き続き応援してもらえたら嬉しく思います。
コミュニティKoen
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文=山本亜紀子(「トネリライナーノーツ」サポーターズ)
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編集=大島俊映(「トネリライナーノーツ」編集長)
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