「競泳で日本一の時も!“運を味方につける”考え方」もてき式コラム#9

日暮里舎人ライナー「西日暮里駅」より徒歩7分にあるフィットネススタジオ「studio景」のオーナートレーナーである、茂木慧太さん。
競泳でインカレ優勝やロンドンオリンピック最終選考進出などの実績を残し、現在は太極拳の道を邁進するそんな彼が、その時のインスピレーションで書きたいことを書くのが「もてき式コラム」です。
#9では、「競泳で日本一の時も!“運を味方につける”考え方」をテーマに、コラムを寄稿してくれました。

演武を披露する茂木さん
演武を披露する茂木さん

運のパターン

新しい1年が始まるこの季節に、運というものについて掘り下げてみたいと思います。ゴシップ系の週刊誌に掲載される根拠のない広告みたいな事は書きませんので、そこはご安心ください。

運とはなにか?について、僕なりに定義してみると、「自分の力や意志でコントロールできない事」であり、「自分で狙って起こせない完全にランダムな事」だと考えています。

ここで、「運が良かった」と言える事例を考えてみると、
①道で1万円を拾った
②入りたかった会社に就職できた
というような2つのパターンがあります。①は運の要素が強そうです。②はその会社に入るために大学を卒業したり、面接をパスしたり、運だけでなく自分の力(実力)の要素も多く含まれています。

また、上記では「運が良かった」例を挙げましたが、運は必ずしも良い事だけを引き起こす訳ではありません。例えば、
③車を運転中に渡ろうとした交差点の信号が、5回連続で赤になった
という出来事があれば、「運が悪かった」と思うでしょう。このように、自分の思い通りにいかないのを、運のせいにする場合もあります。

茂木さんはなめらかな動きで演武を披露
茂木さんはなめらかな動きで演武を披露

運の引き寄せ方

さて、ここまでは運のパターンについて挙げてきましたが、ここからは運を引き寄せる方法を考えていきます。結論から言うと、最も再現性の高い方法は「自分の意思を大切にして、思い立ったらすぐにやる」という、ごく当たり前な考え方に行き着きます。

前述したように、運とは、「自分の力や意志でコントロールできない事」であり、「自分で狙って起こせない完全にランダムな事」となります。そのため、運を引き寄せる上で大切なのは、確率です。

「運が良かった」という流れがいつ来てもいいように、常に準備しておく必要があります。もし仮に「自分の意思ではない事」をしている時、人生で1番の「運が良かった」という流れが来てしまったらどうでしょうか?せっかくの運を、無駄にしてしまいませんか?また、もし仮に「思い立った事をやらずにダラダラと過ごしている」時、人生で1番の「運が良かった」という流れが来てしまったらどうでしょうか?これも、運を無駄にしてしまいませんか?

もちろん、運はランダムなので、「自分の意思を大切にして、思い立ったらすぐにやる」という最中に、「運が悪かった」という流れになってしまう事もありえます。しかし、思い立ってやってみなければ、いつまでも運は引き寄せられません。

演武はワークショップの後に
演武はワークショップの後に

運を味方に

「自分の意思を大切にして、思い立ったらすぐにやる」という事の重要性を書きましたが、思い立ってから実際にやるまでの時間に、「事前準備や情報収集、成功までのビジョンは描けているか」「世の中の流行と大きくかけ離れてしまってはいないか」などは、自然と考えてしまうかと思います。その事自体を、否定はしません。

しかし、事前準備や情報収集が足りていなくても、自分の意思の力が強いうちに始めてしまった方が、結局は上手くいくように思います。調べれば調べるほど様々な事例が出てきて、「自分に本当にできるのか?」と不安になってしまい、どんどん腰が重くなってしまった経験はないでしょうか。そのあたりは、実際にやりながら情報を集めたり、修正したりしていけば、運を引き寄せやすくなります。

僕が競泳選手として日本一になれたのも、「本当に水泳がやりたくて、自分の意思で辞めずに続けていたから」です。「運が良かった」という流れが、最高のタイミングと重なったおかげで、日本一になる事ができたと言えます。もし嫌々やらされていたり、自分には才能がないと諦めてしまっていたりしたら、運を引き寄せる事はできなかったでしょう。

やらない理由はいくつでも見つかりますが、それらを否定する強い意思を持って、自分のやりたい事をやり通してこそ見えてくるものがあります。もし仮に、やりたい事をやってみてその時は運の流れに恵まれなかったとしても、本気でやった経験は無駄になりません。他の事でも生きる経験値として自分の中に蓄積されますし、次の時には「運が良かった」という流れと重なる事もあるかと思います。

「自分の意思を大切にして、思い立ったらすぐにやる」という事を実践して、最高の運を引き寄せる事を願っています。

studio景
住所
東京都荒川区西日暮里1-61-4
ホームページ
http://studiok.online/
YouTube
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「もてき式コラム」執筆者の茂木慧太
「もてき式コラム」執筆者の茂木慧太 (撮影:山本陸)

文=茂木慧太(「トネリライナーノーツ」サポーターズ)
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