「“正しい自信”をつける方法」もてき式コラム#5

日暮里舎人ライナー「西日暮里駅」より徒歩7分にあるフィットネススタジオ「studio景」のオーナートレーナーである、茂木慧太さん。
競泳でインカレ優勝やロンドンオリンピック最終選考進出などの実績を残し、現在は太極拳の道を邁進するそんな彼が、その時のインスピレーションで書きたいことを書くのが「もてき式コラム」です。
#5では、「“正しい自信”をつける方法」をテーマに、コラムを寄稿してくれました。

茂木慧太さんと愛娘の2ショット
茂木慧太さんと愛娘の2ショット

こんにちは。トネリライナーノーツで連載させて頂いている、西日暮里にある「studio景」の茂木慧太(もてきけいた)と申します。

今日は早速、本題に入ります。

“自分を信じる”と書いて「自信」

僕は競泳選手として10年ほど全国大会の決勝の舞台で戦い、引退後は水泳をはじめとする様々な運動を指導してきた経験の中で、多くの人を見てきました。しかし、「正しい自信」をつけている人はあまりいませんでした。

特に、競泳選手時代は「虚勢の自信」をつけている人ばかりで、「正しい自信」をつけている人は本当にわずかしかいなかったように思います。そのわずかしかいない「正しい自信」を持った選手は、表彰台の1番高いところを常に独占し、どんな時でも変わらない強さを発揮していました。

ここまで読んでくださった方の中には、「正しい自信ってなに?自信は自信じゃないの?」と思う人もいるかもしれません。けれど、自信というものは、前述した通り「虚勢の自信」と「正しい自信」の2種類に分けられると思っています。

虚勢とは読んで字のごとく、うわべばかりの勢い、見せかけの威勢の良さ、からいばりの事です。つまり、「虚勢の自信」とは、うわべばかりで見せかけの自信と言えます。その自信には、裏付けがなにもありません。

「虚勢の自信」になってしまっているかを判断するには、自らの心の中を観察すれば分かります。「俺はできる!俺はできる!俺はできる!俺はできる!俺は…」と思い続けていないと不安になってしまうのは「虚勢の自信」に他なりません。「これから試合なのに、こんな穏やかな気持ちで大丈夫なのかな?でも、不思議と負ける気はしないなぁ」という状態こそが、「虚勢の自信」ではなく、「正しい自信」がついている証拠です。

それでは「正しい自信」とはなんでしょうか?単刀直入に、答えます。「正しい自信」とは、根拠や裏付けがある事によって、自然と湧き上がってくる自信のことです。この事を理解して、これから書くことをきちんと実践して「正しい自信」をつければ、自らのやりたい事で良い結果を出せるようになっていくと思います。

「正しい自信」をつけるための「継続」

「正しい自信」をつける方法、それは「継続」しかありません。「継続」こそが、「正しい自信」の材料です。このことから分かる通り、「正しい自信」は、一朝一夕では身につきません。

「継続」と聞くと、縁がないとそっぽを向いてしまう人もいると思います。けれども、「継続」というのは元来誰でもしている事で、難しくはありません。

例えば、お風呂に入ったり、歯を磨いたり、顔を洗ったりというのは、みなさんも毎日していると思います。それだって「継続」です。「私は三日坊主だから、継続は苦手」と思っている人でも、必ず毎日欠かさずにやっている事があるはずです。人は生きている限り、必ず何かを「継続」しています。

このような「継続」は、自信と強く結びつきます。そのため、スピーチが苦手な人は、毎日1分でも良いから自分のスピーチを携帯で撮ってみて、その動画を確認する。スポーツで結果を残したい人は、どんなに忙しくても、1日の中で数分くらいは試合をイメージする。スピーチや試合の本番での緊張感や熱気などを想像して、そのプレッシャーの中でベストの自分をイメージしておくのが大事です。

具体的な本番がなくても、いざという時の「正しい自信」のために「継続」する事を意識しましょう。家族や友人に明るく挨拶する。落ち込みそうになったら背筋を伸ばす。イライラしたら深呼吸をするようにする。他人の事が羨ましく思えてきたら直近で1番楽しかった事を思い出す。「継続」する事は、始めはなんでも大丈夫です。これくらいなら自分でもできそう、と思える事を設定すれば、3日坊主で終わらずに、しっかり「継続」できると思います。

このような事を毎日欠かさずにやり続ければ、普段の自分では操ることのできない深層意識の中に、少しずつ自信の材料となる「継続」を落としていけます。深層意識の中で、これまでの「継続」が構成されていくのです。すると、試合などの本番の時に、自分の事が信じられなくなりそうになっても、自分の事を嫌いになりそうになっても、深層意識から「正しい自信」が湧き上がってきて、あなたを助けてくれるでしょう。

「虚勢の自信」は自分の意識で思い込み続けていないと、すぐに化けの皮が剥がれてしまうのですが、「正しい自信」は深層意識から勝手に湧き上がってくるものなので、自分に暗示をかけるように言い聞かせ続けなくても、自然体で自信に満ち溢れています。みなさんの周りにも、自然体で普通にしているけれど、目には見えないオーラみたいなものを纏っている人がいるのではないでしょうか。そんな人はきっと、何かを「継続」して「正しい自信」をつけている人だと思います。

「継続」の内容は、人それぞれです。毎日腕立て100回する人も、毎朝の散歩をする人も、毎日笑顔であいさつをする人も、他人の長所を探して褒める人もいるでしょう。自分に合った何かを「継続」できれば、自然と「正しい自信」は湧いてきます。この文章を最後まで読んだみなさんも、簡単な事から気軽に「継続」してみてはいかがでしょうか。

studio景
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「もてき式コラム」執筆者の茂木慧太
「もてき式コラム」執筆者の茂木慧太

文=茂木慧太(「トネリライナーノーツ」サポーターズ)
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