大成コーポレーション×カタリバ「にぎりむすびコネクト」第1回

にぎりむすびギフトにぎりむすびコネクト

足立区東伊興のおにぎり屋「にぎりむすび」の栄養満点の食事を、地域の子ども団体(NPO法人や子ども食堂)を通じて、それを必要としている子どもたちに無料で届ける食事支援プロジェクト「にぎりむすびギフト」。
そんな「にぎりむすびギフト」を応援する企業と地域の子ども団体を繋げる“子どもの仕事体験”の企画が「にぎりむすびコネクト」です。
「にぎりむすびコネクト」の第1回では、足立区古千谷の絨毯メンテナンス・販売の「大成コーポレーション」と子どもの学習支援を行うNPO「カタリバ」が繋がります。その様子をレポートするのは、「トネリライナーノーツ」編集長アシスタントで、「にぎりむすびギフト」プロジェクトマネージャーの村田麗歌です。
(開催日:2021年11月)

「にぎりむすびギフト」についてはこちら

左から、「カタリバ」インターンの加藤さん、「大成コーポレーション」代表の追分さん、「にぎりむすびギフト」 プロジェクトマネージャー の村田
左から、「カタリバ」インターンの加藤さん、「大成コーポレーション」代表の追分さん、「にぎりむすびギフト」 プロジェクトマネージャーの村田

こんにちは。「にぎりむすびギフト」プロジェクトマネージャーをしている大学2年生、村田麗歌です。今回は、「にぎりむすびギフト」のスポンサーと地域の子ども団体を繋ぐ企画、「にぎりむすびコネクト」の第1回目の様子をお伝えしたいと思います。

追分さんとの事前打ち合わせ
追分さんとの事前打ち合わせ

初めての企画「にぎりむすびコネクト」

「にぎりむすびコネクト」の当日、私はとても緊張していました。タイムスケジュールを決めたり、参加する子どもたちにアンケートを取ったり。イメージトレーニングもしていたので、事前準備はできていたと思います。ですが、実際にどのような子どもたちが来てくれるのか、本当に楽しんでくれるのか、不安でした。

そんな不安でいっぱいだった私は、「大成コーポレーション」代表の追分さんに当日も事前打ち合わせをお願いしました。その際に、追分さんは「大丈夫、みんなきっと楽しんでくれるよ」という優しい言葉をかけてくれました。とても心強かったです。この言葉のおかげで気持ちを落ち着けて、企画に臨むことができました。

追分さんの背中には、お子さんも
追分さんの背中には、お子さんも

こんにちは〜、よろしくお願いします。「カタリバ」の子どもたちは、「大成コーポレーション」に到着すると、緊張気味に挨拶をしてくれました。私も緊張していたのですが、先ほどの追分さんの言葉を胸に、私自身が楽しめば、きっとみんなも楽しんでくれる!と思いながら、第1回となる「にぎりむすびコネクト」をスタートさせました。

追分さんの話を初対面のカタリバの子どもたちが聞く様子
追分さんの話を初対面の「カタリバ」の子どもたちが聞く様子

絨毯洗いの見学と体験

まずは、「大成コーポレーション」ではどんな仕事をしているのかを知ってもらうために、子どもたちに絨毯洗いの見学と体験をしてもらいました。追分さんとイラン人で絨毯洗いの資格を持っているタヘールさんが、お手本を見せてくれました。慣れた手つきでどんどん洗っていて、見ていて気持ちが良かったです。

「カタリバ」の子どもたちによる絨毯洗いの体験の様子
「カタリバ」の子どもたちによる絨毯洗いの体験の様子

続いて、子どもたちの体験の番になると、最初は恥ずかしくて譲り合っていたのですが、「楽しいよ!せっかくだからやってみようよ」という追分さんの言葉のおかげで、全員が体験することができました。体験している姿は、さっきまでの恥ずかしがり屋の子どもたちはどこへいったのかと思うくらい、積極的で、上手で、まだやりたい!と夢中になっていました。ちなみに、子どもたちが楽しそうだったので、私も体験したかったのですが、長靴がなくてできず。残念!

子どもたちの長靴は、村田からのプレゼント。その予算作りも1から行った(注1)
子どもたちの長靴は、村田からのプレゼント。その予算作りも1から行った(注1)

絨毯洗いの体験を終えて、仕事場の隣にある「色彩のギャラリー」という建物へ。ここはとても綺麗で、「カタリバ」の子どもたちは、絨毯に興味津々でした。チャイを飲みながら、イランクイズや追分さんにインタビュー、質疑応答をする流れで進行します。

追分さんが熱弁を振るう
追分さんが熱弁を振るう

イランクイズで正解した人には、景品としてブレスレットをプレゼントすることに。これは、追分さんがクイズの直前に「景品があったら盛り上がるんじゃないか」と思い、急遽の発案でした。すると、追分さんの思った通り、次から次へと子どもたちの手が上がり、いろんな答えが出て盛り上がりました。追分さん、ナイスアイデアです!

イランクイズの景品となったブレスレット
イランクイズの景品となったブレスレット

「お客さんからの感謝は、お金では払えない価値(追分さん)」

続いて追分さんへのインタビューでは、「仕事のやりがいは何ですか?」という質問に、「お客さんに“ありがとう”って言われた時に、やりがいを感じるなぁ」と答えてくれました。すると、子どもたちは少し驚いた顔をしていたので、「仕事をしてお金をもらえることも確かに嬉しいけど、お客さんからの感謝は、お金では払えない価値があるんだよ」と付け加えてくれました。この回答を聞いた子どもたちは、きっと追分さんのような素敵な大人になってくれるんだろうなと思いました。

「色彩のギャラリー」でも存在感があった追分さんのお子さん
「色彩のギャラリー」でも存在感があった追分さんのお子さん

質疑応答の時間、最初は恥ずかしがっていた子どもたちも、仕事体験やクイズをしていくうちに緊張もほぐれてきたようで、1人1人が質問をしてくれました。私は、ここでシーンとなってしまったらどうしようと思っていたのですが、そんな不安は吹っ飛び、とても有意義な時間となりました。

「色彩のギャラリー」での様子
「色彩のギャラリー」での様子

最後に、私から「カタリバ」の子どもたちに「今日の体験を通して、何か新しい発見をしてくれたらとても嬉しいです。みんなはまだまだ勉強の日々が続いて、嫌だなと思うこともあるかもしれません。ですが、明るくて、素敵な夢を持っているみんななら乗り越えられると思うので、がんばってください」と伝えました。すると、子どもたちは、キラキラとした目で頷いてくれました。その目を見て、「企画してよかったな。私の想いがきちんと伝わって嬉しいな」と感じました。

事後アンケートでも、参加してくれた子どもたち全員が「楽しかった」とか「また参加したい」とか、嬉しい回答をしてくれました。また、「にぎりむすびコネクトにいた大人たちの姿が素敵だった」という声も直接聞くことができて、この企画を行う上で目的としていたことが達成できたので、やりがいを感じることができました。

「カタリバ」の子どもたちを見送る様子
「カタリバ」の子どもたちを見送る様子

私は初めて、このような企画を仕切りました。今回が第1回目ということもあり、たくさんの方に支えてもらいながらの開催でした。子どもたちが楽しんでくれて、無事に終わったように感じていますが、次回はまた違った良さの出る「にぎりむすびコネクト」を実施できるように頑張りたいです。

注1)子どもたちへの長靴プレゼントの支援についてはこちら

大成コーポレーション
住所
東京都足立区古千谷本町1-10-28
ホームページ
https://www.taisei-rugs.tokyo/
TONERI RUGs(オンラインショップ)
https://tonerirugs.stores.jp/
Instagram
https://www.instagram.com/toneri.rugs/

NPOカタリバ
ホームページ
https://www.katariba.or.jp

「にぎりむすびコネクト」執筆者の村田麗歌
「にぎりむすびコネクト」執筆者の村田麗歌

文=村田麗歌(トネリライナーノーツ 編集長アシスタント)
トネリライナーノーツ記事
https://tonerilinernotes.com/tag/reika/

編集・撮影=大島俊映(トネリライナーノーツ 編集長)
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