拝啓、新型コロナ「ギリギリにぎりむすび」4口目

日暮里舎人ライナー「舎人駅」より徒歩圏内、東伊興の寺町の一角で、ママとベビー・キッズの「コミュニティKoen」代表の山本亜紀子さんが「ママとキッズのサードプレイス」という親子の居場所作りにチャレンジしています。
そのプロジェクトが進む中、新たな物語が産声を上げました。
物語の名は、にぎりむすび。
この連載は、トネリライナーノーツ編集長で、「ママとキッズのサードプレイス」プロジェクトにも関わる大島俊映が、「にぎりむすび」の物語を現在進行形でお届けするドキュメント「ギリギリにぎりむすび」です。
4口目は「拝啓、新型コロナ」をお届けします。

「ママとキッズのサードプレイス」についてはこちら

新型コロナの影響でマスクを付けるも、笑顔が零れる魚卵姉妹
新型コロナの影響でマスクを付けるも、笑顔が零れる“魚卵姉妹”

新型コロナウイルスへの手紙

拝啓、新型コロナ

師走の候、貴方はますます活動に精を出されているようですね。12月10日に東京の感染者は初めて600名を超えました。そろそろ、少しお休みになってはいかがでしょうか。

さて、前回の3口目は、お読みいただけた事と存じます。交流会や商品開発会議をしながら、にぎりむすびの活動のファンを増やしていくつもりだったのですが、貴方のおかげもあって、思うように進んでおりません。予定通りに唯一進んでいるのは、にぎりむすび女将の山本亜紀子さん(以下、すじこさん)と営業担当の川野礼さん(以下、たらこさん)を、“魚卵姉妹”と茶化しまくったこの連載のみ。プレッシャーで痛風になりそうです。

また、イケメンの商品開発担当である長村孝則さん(以下、おさ)に、好きなおにぎりの具を尋ねたところ、「お稲荷」と返答してきたのも、貴方の影響によって、商品開発が進んでいないからだと推測しています。もちろん、稲荷はお寿司、稲荷握りではなく稲荷寿司です。けれど、「長村孝則さん(以下、おいなりさん)」と表記するのは止めておきます。僕は貴方と違って、空気が読めますので。

そんな大変な状況の中、Twitterでも人気(注1)のたらこさんにまずはお願いして、「にぎり娘が行く!」という連載をスタート(注2)しました。これは、にぎりむすびに関わる女性たち「にぎり娘」が地域で活動している方の拠点にお邪魔して対談するという企画です。第1回は足立区入谷の野菜卸「花鮮」の関さんにお話を色々と伺いましたが、そこでも貴方の話題になりました。やはり大変なご苦労をされているそうです。

この数ヶ月、貴方の名前を聞かない日はありません。嫁の睦美(以下、むっちゃん)ですら、僕の名前を呼ぶよりも、貴方の名前を呼ぶ回数の方が多い気がしています。…それはシンプルに、自分の問題か。

左から、すじこさん、おさ、たらこさん。お稲荷はメニューに並ぶのだろうか
左から、すじこさん、おさ、たらこさん。お稲荷はメニューに並ぶのだろうか

続・新型コロナウイルスへの手紙

家庭内での僕の立ち位置は置いておいておきましょう。貴方の活動に関係なく、にぎりむすびの事業チーム(すじこさん・たらこさん・お いなり ・僕)での話し合いは進んでいます。そこでは、僕たちが解決しなければいけない課題について、日々話し合われていて、現在の課題は、大きく分けると2つあります。

1つ目の課題は、にぎりむすびをお客さんにどうやって届けるか。

にぎりむすびのお店は、現在リノベーション工事中の「コミュニティKoenてらまちハウス(以下、てらまちハウス)」の中に作られますが、そこは東伊興の寺町の一角で、元は小金井学習塾だった場所です。最寄り駅の竹ノ塚駅から徒歩15分、舎人駅から徒歩26分で、どちらの駅から「てらまちハウス」を目指しても、競合と考えられるコンビニを通る事になります。「てらまちハウス」周辺の飲食店の多くは、駐車場を備えていて、それによって立地的な弱点を緩和していますが、「てらまちハウス」には駐車場がありません。

2つめの課題は、にぎり娘が美味しい料理をどうしたら作れるようになるか。

商品開発担当のおさは、飲食業界も長く、バリバリのプロフェッショナルですが、自身の仕事もあり、基本的にはお店に立つ事が出来ません。これまでのイベントで出された料理は、今すぐに飲食店で出しても大丈夫なぐらい美味しかったと胸を張って言えます。けれど、その料理のほとんどは、にぎり娘ではなく、おさが作りました。にぎり娘をいかに集めて、彼女たちがお店で美味しい料理を作れるようになる事は、この物語の根幹とも言えます。

にぎりむすびは、これらの課題と向き合いながら、来年3月の開店を目指して準備を進めています。貴方、というか、新型コロナにおかれましては、くれぐれも僕たちのお店に来ないようにお願いしたいです。また、この地域に限らず、全世界の新型コロナが根絶する事を望んでいます。地域の飲食店で、マスクやソーシャルディスタンスを気にせずに、大口を開けながら家族や友人たちと笑い合える日を待ち望んで、筆を置きます。貴方よ、おやすみなさい。敬具

注1)「ギリギリにぎりむすび」のTwitterについてはこちら

注2)「にぎり娘が行く」についてはこちら

▼にぎりむすび関連イベント
にぎりむすび商品開発会議
未定
にぎりむすび交流会
未定

にぎりむすび
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準備中
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準備中
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「ギリギリにぎりむすび」執筆者の大島俊映
「ギリギリにぎりむすび」執筆者の大島俊映

文=大島俊映(「トネリライナーノーツ」編集長)
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